長男が無事に大学に合格したので、先日、入学金を納めてきました。
我が家の長男。穏やかで弟想いのとても良い兄なんです。
でも、すっごく頑固なの。
自分が納得しないことには一切気持ちを込めない、人からどう思われても気にしない
という性格です。
その性格もあって、勉強にはほとんどやる気を見せてくれませんでした。
正確には、一部好きなことがあるので、それに対しては情熱を燃やすのですが、それ以外は全く関心を示さず。
そんな状態なので、学校の成績も、中学高校と悲惨な状況でした。
令和の大学受験
大学も行けないのではとずっと心配してきました。
でも今は、私の現役時代にはなかった自己推薦入試というシステムがあるんですね。
このシステム、うちの長男にはとても合うものでした。
自分が興味を持った分野の学部を選択しているので、聞かれる内容も自分が興味を持っていることばかり。
それをじっくり、夏休みくらいから推敲して、小論文に仕上げます。
当日の試験は、それをベースにした質問や志望動機を聞かれたようです。
単に自分が興味を持ったことを語るのみなので、スムーズにコミュニケーションが取れたみたい。
そして、ありがたいことに「合格」をいただくことができました。
受け入れてくれた大学には感謝しかありません。
平成中期の大学受験(氷河期世代)
一方の私の時代はというと。
まぁもう大変でした。とにかく人口が多い世代です。
自己推薦入試なんていうものも無かったはずです。
学校推薦はあったようですが、一部の選ばれし人々のみの話でした。
なので、私はもれなく、2月ごろの一般受験です。
いつ頃から本格的に勉強に力を入れ出したかは覚えていませんが、3年生の夏休みの過ごし方は
うちの長男のそれとは全く違う!ということは断言できます。
代々木ゼミや河合塾など、予備校ビジネスが盛んでしたので、私も掛け持ちで通っていました。
ただ、友達とランチもしたりして、今思うととても良い思い出ですが。
でも睡眠不足だったし、ストレスフルな日々でした。
そんなに勉強しても、志望校は全滅で。
生まれるタイミングでこうも変わるんだなというのが感想です。
ただ一つ、我が家の場合、大学は奨学金をお借りして進学してもらうことにしています。
私の場合、親が全額を支払ってくれたので、とても恵まれていました。当時はそれが当たり前と思っていたので、勘違いも甚だしいですね。親には感謝です。
兎にも角にも、大学に行けることに感謝して、充実した4年間を過ごしてほしいというのが親の願い、かな。